膝関節の痛みをやわらげる目的で、ツボに鍼(はり)を打って血流を促します。
関節の変形による膝の痛みは、感覚神経を通じて脳が痛みを認知します。
すると、運動神経が興奮して膝まわりの筋肉や血管が緊張状態となります。
緊張すると筋肉は固く、血管は収縮してしまうため、血液の循環が滞ってしまうというわけです。
血液は筋肉から疲労物質を流す役目もしているため、その働きが不十分になると疲労物質が溜まって腫れたり痛みが出ると考えられています。
鍼灸施術は、筋肉の緊張をとき血液やリンパ液の流れを良くするよう身体に働きかける施術です。
そのため、鍼灸施術で血流を良くするのが膝の痛みをやわらげるのに効果的といわれているのです。