2018年8月8日 (水) | 院長ブログ

老化痴呆症(ボケ)・腰痛・寝たきりにならないうちに予防を

老後

治療よりも予防が大切です

 

年をとってもボケ・腰痛・寝たきりにはなりたくない、いつまでも若さを保ちたい。誰もが願うことです。
だが最近、老化痴呆症(ボケ)、腰痛、寝たきりが大きな社会問題になってきているのです。

<脳脊髄液(のうせきずいえき)の還流を良くしよう>
脳と脊髄を覆っている膜の間を、脳脊髄液というのが満たしています。

この液体は脳の脈絡叢と言うところで作られ、脳から脊髄を循環して流れています。
脳から脊髄へと下って流れるときは簡単ですが、脊髄の下の方から脳へと押し上げながら流れるのは大変です。

下へ下った液体を上へ押し上げるのは、仙骨ポンプと言われる腰の動きです。

骨盤の骨の一つに仙骨と言うのがあって、この動きがポンプの役目をして
脳脊髄液を押し上げているのです。

ですから、仙骨の動きが悪ければ脳脊髄液の流れは滞ってしまうのです。

そしてこの脳脊髄液の還流とボケ、腰痛とが大きく関連していることが最近分かってきました。

脳脊髄液の流れを良くしてやることがボケ、腰痛、寝たきりの防止につながるのです。

 

<脳脊髄液はどうしたら良くなるのか>

 

脳脊髄液の還流は仙骨の動きと関連しますので、仙骨の動きを活発にしていけばいいわけです。

仙骨というのは、鼻骨のうえにありますので座っていたり寝ていたりすると動きが抑えられてしまいます。

高齢者の方も寝てばかりいると気力がなくなり、頭の回転も悪くなってきます。

寝たり座ったりいないで、活発に動けば仙骨の動きも良くなり、脳脊髄液もどんどん還流し、頭も冴えてくるのです。

 

とくに大股で歩くことが仙骨を最も良く動かすことになります。

年をとっても良く歩くことがボケ、腰痛、寝たきりを防止し、最後まで他人の世話にならずに済むのです。

 

仙人接骨院  仙人哲哉