今日は11月17日。
「減塩の日」です。
塩分の摂りすぎは
高血圧だけでなく、
「むくみ」にも深く関係しています。
実は、むくみ対策には
食事とマッサージの両方が
大きなポイントになるのです。
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1.塩分とむくみの関係
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体は、塩分(ナトリウム)の濃度を
一定に保とうとします。
塩分を摂りすぎると、
体内のバランスをとるために
余分な水分をため込みます。
これが「むくみ」の正体です。
特に夜のラーメンやスナック菓子、
加工食品の摂りすぎには要注意。
翌朝、
顔や足がパンパンに
なることもありますね。
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2. 日本文化に学ぶ“塩”の使い方
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昔の日本では、
塩は「清め」と「守り」の象徴でした。
神社での「お清め」や、
葬儀の「塩撒き」などに使われ、
体と心を整える意味がありました。
しかし、
食事では味噌や漬物などの
発酵文化と共に、
「ほどよい塩加減」で
体を守る知恵がありました。
過剰でも不足でもない、
“ちょうどいい塩梅(あんばい)”
という言葉には、
健康を保つ知恵が込められています。
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3. むくみを流すマッサージ習慣
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① 足首まわし
座って足首を大きく回すだけで、
血液とリンパの流れが促進されます。
② ふくらはぎさすり
足首からひざへ向かって
やさしくさすり上げましょう。
「第二の心臓」が元気になります。
③ 耳マッサージ
両耳を軽く引っ張って回すと、
血流が良くなり全身が温まります。
これらを毎晩2〜3分続けると、
塩分によるむくみがやわらぎます。
「減塩の日」の今日。
塩を“控える”だけでなく、
“活かす”知恵も思い出してみましょう。
体のバランスを整えることが、
本当の健康づくりにつながります。
最後まで読んでいただき、
ありがとうございます。