2025年9月9日 (火) | 院長ブログ

9月9日は 「救急の日」

119番の語呂にちなみ、
応急処置の知識を広める
大切な日です。

今日は突然のケガや打撲、
捻挫のときに
役立つ初期対応の方法を
お伝えします。

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1.まずは落ち着くこれが一番大事
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人はケガをした瞬間、
とっさにパニックになります。

でも、そんなときこそ
まず深呼吸して
落ち着くことが大切です。

倒れて動けない場合は、
無理に動かさずに
救急要請を。

軽いケガであっても、
油断せずに観察しましょう。

出血は?
腫れは?
動かせる?

これをチェックするだけでも
応急処置の第一歩になります。

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2.打撲や捻挫は「RICE処置」が基本
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打撲や捻挫の応急処置には、
「RICE(ライス)処置」が
効果的です。

R=Rest(安静)
I=Ice(冷やす)
C=Compression(圧迫)
E=Elevation(挙上)

例えば足をひねったら、
すぐに動かすのではなく、
座って安静にします。

氷や保冷剤で冷やして、
包帯やタオルで軽く巻いて
腫れを防ぎます。

そして心臓より高い位置に
足を上げる。

これだけで
痛みや腫れを抑えられます。

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3.古くからの知恵「手当て」の心を忘れずに
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「手当て」という言葉は、
もともと“手を当てる”ことが
語源だと言われています。

痛いところにそっと手を置く。

それだけで不思議と
安心しますよね。

昔の人は道具がなくても、
手と心で人を癒していました。

現代でもそれは同じ。

冷やす、巻く、支える前に
「だいじょうぶ?」と
声をかけることが
なによりの“応急手当”です。

いざというときに
慌てないために。

そして、大切な人を守るために。

日ごろから
知識と心の準備を
しておきましょう。

あなたのその手が、
誰かの安心につながります。

最後まで読んでいただき、
ありがとうございます。