刺しゅうや編み物など、
細かい作業は楽しい時間ですが、
目や肩、首に大きな負担をかけます。
気づかないうちに姿勢が崩れ、
頭痛や肩こりに
つながることもあるのです。
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1.細かい作業が招く疲れとは
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長時間下を向いていると、
首や肩の筋肉が緊張します。
その状態が続くと血流が悪くなり、
肩こりや頭痛が起こります。
また目も酷使され、
かすみや乾きが出やすくなります。
集中できる
楽しい時間だからこそ、
気づいたときには
体がガチガチに
なっているのです。
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2. 日本文化に学ぶ「休める知恵」
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昔の日本人は、
「針供養」で道具をいたわり、
同時に自分の体を労わりました。
また、
こたつや囲炉裏で
団らんをしながら作業を行い、
途中で休憩を
はさむ習慣がありました。
休むことは怠けではなく、
体と心を整える
大切な文化だったのです。
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3. 今すぐできるセルフケア
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① 首のリセットストレッチ
両手を頭の後ろで組み、
あごを軽く引きます。
首の後ろが伸びて血流が良くなります。
② 目の温めケア
蒸しタオルをまぶたにのせ、
1分間休ませましょう。
眼精疲労が和らぎます。
③ 肩回し運動
肩に手を置き、
前回し・後回しを5回ずつ。
肩の緊張がほぐれます。
この3つで、作業の合間でも
体をリフレッシュできます。
刺しゅうの
時間をもっと楽しく、
体にやさしく過ごすために、
ぜひセルフケアを
取り入れてみてください。
道具と同じように、
自分の体も大切に。
それが長く楽しむ秘訣です。
最後まで読んでいただき、
ありがとうございます。