浦安の整骨院「仙人接骨院」の院長です。
スマホの使いすぎが一因となって急増しているといわれる「スマホ首(ストレートネック)」は、ニュースなどでも度々話題となるので、知っている人も多いと思います。
では、「スマホ指」についてはご存知でしょうか?
長時間連続でスマホを使っていると、指に負担がかかり、痛みや変形の原因となる場合があります。
スマートフォンの使用が大きな原因となって起こる指の変形は「テキストサム損傷」と呼ばれることがあります。
指に負担のかかった状態で同じ動きを繰り返すことで、腱や神経、筋肉などに損傷や炎症が起こりやすくなります。
そのほか、腱鞘炎や関節炎、第一関節に痛みや腫れなどの症状が起こるヘバーデン結節など、スマホの使用が当たり前になった現代では、指の痛みや変形に悩む人が急増しているのです。
【スマホ指を防ぐスマホの使い方】
両手を使う
スマホはできるだけ両手で持って操作することで、手指にかかる重さを分散し、余計な負担を減らします。
スマホを片手で持って片手で操作する使い方は、できるだけ避けましょう。
特に、スマホの下に小指を添えて支えていると、細い小指に大きな負担がかかって、指の不調を招きやすいです。
グッズを使う
表面が滑らかなスマホは、普段何気なく持っているようで、滑らないよう自然と手指に力が入ってしまいます。
そこで、滑りにくいシリコン製のカバーを装着したり、スマホリングなどのグッズを活用するのも、スマホ指対策に効果的です。
家ではできるだけスマホスタンドを使い、スマホを持っている時間を短くするなど、色々と工夫してみましょう。
長時間連続で使用しない
これはストレートネック対策にも言えることですが、何時間も連続してスマホを操作したり、暇さえあればスマホをいじる習慣を見直すことで、自然と指への負担も減らすことができます。
姿勢を整える
寝転がりながらスマホを使用すると、指に無理な負担がかかりやすくなります。
スマホを操作する時には、まずはしっかりと姿勢を整えることから始めてみることも大切です。
今の生活で、スマホを手離せないと感じている人も多いと思います。
しかし、スマホの使いすぎは、ストレートネックや視力への影響、姿勢の悪化、そして指の変形などにつながってしまう恐れもあります。
ぜひ、毎日のスマホの使い方について、改めて見直してみましょう。