2017年2月12日 (日) | 院長ブログ

坐骨神経痛について 新常識 浦安腰痛専門院の見解

皆さんを悩ます坐骨神経痛の怖さ

神経は私たちの運動や感覚などの情報を管理します。

特に脳と脊髄は生命に関わる大切な神経の束なので頑丈な頭蓋骨と背骨でガードされています。

 

脳から出た脊髄が骨盤と腰椎脳から間あたり(図A地点)で別れた支流が坐骨神経です。

 

この坐骨神経はお尻や足を支配する大切な神経です。

坐骨神経の症状は普通片足の痛みと痺れです。

 

整形外科でA地点の腰骨の変形などを原因と見て安静鎮痛剤温熱療法を行いますそれでも改善がみえなければ【骨手術】となります。

 

症状は痛みからしびれと悪化していきます。

丈夫な骨を変形させて中の神経を脅かしている状態ですから、正しい対応が望まれます。

 

片足に症状が出ていることから腰椎が左右どちらかに偏っていると考えられます。

骨盤が緩むと背骨やA地点の骨は傾きます。

硬い骨でも無理な力を長時間受け続けると変形してしまいます。

 

つまり腰骨が変形した原因は骨盤の潤滑不全なのです。

 

理解してください。

 

腰痛は、必ず治ります。

 

原因を残して腰骨だけを処置する事は雑草の芽を残して草だけを刈り取るのと同じことです。

 

根本を治療しましょう。

 

手術で一時的にスッキリしても将来的に再発や他のところに発芽する危険性を残す事は坐骨神経痛も椎間板ヘルニアも同じです。

 

坐骨神経痛の方は、一度坐骨神経痛の骨盤のチェックをしてみてはいかがでしょうか。

手術はあくまでも最終の手段です。

 

ゴルフやテニスは腰部を捻じるスポーツですが、背骨の脊髄神経まで一緒に捻られたら大変なことになります。

 

そのため腰の骨の関節と椎間板の繊維はストッパーとして捻じりを防止するように作られています。

 

ゴルフやテニスで腰痛や足がしびれる人が多い理由は捻じりの繰り返しがストッパーである関節や椎間板を壊し脚腰の神経を重好きするようになるからです。

 

また背骨を支える骨盤の関節が潤滑不全になっていると体を捻る動きは制限されます。

この状態でプレイするとそスコアが伸びないだけではなく、大切な体を傷つけてしまいます。

 

人の体の最高中枢である脳と脊髄を守るように頭蓋骨が背骨をでガードして外傷や身体の歪みにもできるだけ耐えられるように設計されています。

 

まるでお城を守る堀や塀のようにです。

 

 

坐骨神経痛の方は、敵が天守閣近くまで攻め入っている状態といえます。

 

このまま敵の進行を防ぐことができなければ、大切な部分のマヒにつながりかねない危険な状態の疾患なのです。

 

これらから、脚のしびれは決して安易に考えてはいけません。