2018年9月4日 (火) | 院長ブログ

誤解→<腰痛になる原因は何か>は大きな間違い 正→<あなたの腰痛の原因は何か>

腰痛の専門治療を通して感じていること

私は腰の症状を専門にしている治療家です。
当治療院には、日々自覚症状の大小を問わず腰痛を抱えた多くの患者さんが来院しております。
初回のカウンセリングをしていると、患者さんは痛い箇所や日常での辛い動作だけではなく、

将来への不安や、趣味を諦めたことへの無念さ迷惑をかけている家族への思いなどを口にされる方も多くおられます。

腰痛が人生に及ぼす影響を痛感せずにはいられません。
また、厚生労働省によれば国民の生産性を奪う疾患の最上位に位置しており、腰痛に屈服することは国力をも落としかねない国家の大問題でもあると言えます。
今では盛んに腰痛の特集が組まれ、(腰痛に効く00体操)や(腰痛の原因は00だった)というような文字が踊っています。
しかし、絶対的な効果をうたう腰痛解消法の多くが(やってみたら楽になった)といういう誰かの体験に、後からそれらしく専門家が理屈をあてがって体裁を整えただけの代物です。

効果が出たことを根拠に(これが腰痛の原因である)と断定して、はたして一人一人のあった対応はできるのでしょうか。

腰痛になる原因は各自違うことを理解してください!

本当は(腰痛の原因は何か)ではなく(あなたの腰痛の原因は何か)が大切です。

腰痛になる理由はひとりひとり違うのです。
しかし実際はひとりひとりのちがいを細かく吟味して個別のアプローチするような専門家ではありません。

むしろ、私達人間に記録当てはまる共通項から腰痛の改善を目指すのです。できるだけ例外を無くしたからこそ、不特定多数の腰痛患者さんに提供できるのです。
初回に悲痛な訴えをなさっていた患者さんも、しだいに改善が進んでくるにつれ、声が明かるなり、笑顔が増え、前向きな発想に溢れた話が伺えるようになります。

やがて自分が腰痛だったことすら忘れらることも夢ではないのです。

腰痛があなたの大切な人生を惑わせていませんか?

次回は腰痛治療現状を書きます。
仙人接骨院 仙人哲哉