二本足で健全に立ったつには、「骨盤の不断の動き」で上半身と下半身のバランスをとる必要があります。
電車で進行方向を向いて、力を抜いた「仁王立ち」をしてみてください。電車の加速、横揺れに体は自然に順応できますか?上半身と腰は、常に反対方向に動いて体のバランスをとるようにできています。
加速時=上体は後で腰は前・減速時=上体は前で腰は後
右揺れ=上体は右で腰は左・左揺れ=上体は左で腰は右
電車の様な絶えず揺れている環境で、瞬時に姿勢をかえてバランスをとるがことができる骨盤は、歪みが少ない良い状態であるといえます。一方、うまく電車の揺れに順応できないヒトの骨盤は、滑らかに作動していない腰痛状態か、腰痛予備軍といえます。 ヒトは立つだけでなく、座っている姿勢や寝ている姿勢を持続したり、立ち座りや前かがみ、歩くなどの様々な動作をすることができます。それは、骨盤が常に不断の動きをして体のバランスをとっているからです。この動きの主役は骨盤の後面の仙骨と腸骨という骨が繋がる「仙腸関節」で、二足で活動するヒトの最も大切な関節です。健全な腰は、この仙腸関節が滑らかな不断の動きをします。それに対して、姿勢の持続や動作が円滑にできずに、腰や足に痛みやしびれが出る人の仙腸関節は、滑らかな不断の動きができなくなっているのです。全ての関節は恋人、夫婦などの人間関係とよく似ています。それは、ともに円滑な関係を保つために「付かず離れず」の適度な位置関係が不可欠だからです。二つ以上の骨が潤滑液をはさみ、適度な位置で、円滑な関節運動をしている状態が「潤滑」です。腰痛や首、膝痛など、関節が円滑な運動をしない状態は「潤滑不全」といい、次の二つのタイプに分類できます。 ① 離れすぎて、関係した動きのとれないタイプ
② 過剰に接触して、お互いを拘束するタイプ では、仙腸関節が潤滑不全(腰痛)になる原因は何なのでしょうか?
骨盤でバランスをとっている
2026年11月2日 (月) | 院長ブログ