2018年8月22日 (水) | 院長ブログ

人間は寝ているだけでも病気になる

人間にとって誰もが行う行為…睡眠について

 

寝るという事は誰でも気持ちのいい事ですし、ずっすり寝た後はとても幸せな気分になります。

逆に眠れなかったりすると、1日がなんとなくボーっとして、不愉快になったりします。

最近は不眠を訴える人が大変多く、精神的にも辛いので、安定剤や睡眠薬を
常時服用している人も多く見られます。

もし眠れなかったら大変なことになってしまいます。

しかしながら、病的な不眠というのは
ごくごく少ないのが現実で、ほとんどの人が昼間の活動量がすくないための不眠なのです。

活動量が少なく、体に疲れがないので、長時間寝る必要がなくなっているのです。

 
昔と今と比べたら、今は仕事もしんじられない楽になってきましたし、移動も車社会なので、歩くことがほとんどなくなってきています。
また、年をとるに従って、知らず知らずのうちに体を動かすことが少なくなってくるものです。
こうした事が原因で、昔に比べ或いは若い時に比べ睡眠の必要量がずっと少なくなっているのです。

ただし、頭の中ではぐっすりと長い時間寝たいよいう欲求は相変わらず持っていますので、

そのギャップで悩んでいる人がほとんどなのです。

ぐっすり眠りたかったら昼間もっともっと体を疲れさせなければなりません。

<寝すぎていませんか?>
睡眠はとても大切な事ですが、最近は寝すぎという問題点も多く指摘されるようになってきました。

時代背景として、労働がとても楽になった事と、

歩くことが非常に少なくなってきたという事があります。

人間は本来、1日の3分の1を超えて寝ていると、それだけで
病気になってしまいます。体を横たえる時間があまり多すぎると、いろいろな所が狂って来るのです。

人間は直立して歩いている時、非常に機能が高まるようにできています。

地球から縦方向に引っ張られている事を前提に、体が造られてているからです。

寝ていて、横方向から地球に引っ張られている時間が長いと、体が崩れると思ってください。

年をとってから病院に入院してベットで昼間から寝かされると、

途端に余病が出て、駄目になることが多いものです。

若くて元気な人も1日中寝かせられると、1週間もしないうちにいろんな障害が出てきます。

最近は宇宙に行ってきて、無重力の中に人間が置かれると、非常に多種多彩な病像が現れる事が確認されています。

宇宙では地上と違って縦方向からの重力を受けることがないため、それだけで病気になってしまうのです。

宇宙飛行士に若くてこれから結婚したり、子供をくくったりする人がいないのはどうしてだとおもいますか?

それは、帰ってきて子供が出来た時、どんな子供が生まれるかわからないから、というのも1つの原因となっているのです。

<体を動かそう>

ぐっすり寝て気持ちのいい朝を迎えるためにも、1日の三分の2はしっかり活動して適度に体を疲労させましょう。

年齢が上になり、自分の自由な時間が取れるようになってきた時は、活動量がかなり減ってくる年代です。

心がけて体を動かすようにしましょう。

できるだけ自分の手足を使うことです。

移動もなるべく歩くことに心がけて下さい。いくつになっても、40分ぐらいは続けて歩けるぐらいの体力を持ち続けたいもの出す。

仙人接骨院 仙人哲哉