2018年4月20日 (金) | 腰痛, 院長ブログ

【誤解】腰痛は温めれば良いというものではありません。

腰痛を温める

春になりましたが、まだ朝晩は涼しい時期です。

よく、腰を温めると血行がよくなって、新陳代謝が活発になると言われれおり、

ホカロンをたくさん付けている人がいます。

温泉やサウナなどは健康と美容にいいと大宣伝していますが、

こうした話は説明不足や誤認識があり、本来人間の身体というのはやたらに腰を温めるべきものではないのです。

< 問題点 >

  • 体は熱に非常に弱いーーーーーあなたの体温が5~6度上がったらどうなりますか?

もちろん命の問題になります。40度の熱でさえ大変です。

体は蛋白質でできており、熱にとっても弱いのです。

  • 新陳代謝がよくなるーーーーーこれは誤解。正しくは新陳代謝が速くなると言います。

成人に達した後は、おおむね老化にむかうため、温めすぎると

老化が早まります。

温泉やサウナ美人はの皮膚はピカピカのパリパリで、老人斑、

シミが増え、美容によくないのです。

  • 血行がよくなるーーーーーーー確かに血行はよくなりますが、なぜ血行がよくなるのか。

腰が痛い時温めると温度が上がり、その熱で腰の組織ががめに

なる危険があるのです。そのため、血行をよくして熱をほかに

分散させようと体が必死になっているだけなのです。

  • 温めると痛みが楽ーーーーーーこれは痛みの神経が麻痺するだけで、痛みの原因がきえた

わけではないのです。

  • 抹消の血行がよくなるーーーー大動脈の流れが悪くなり、大きな問題になる。