119番の語呂にちなみ、
応急処置の知識を広める
大切な日です。
今日は突然のケガや打撲、
捻挫のときに
役立つ初期対応の方法を
お伝えします。
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1.まずは落ち着くこれが一番大事
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人はケガをした瞬間、
とっさにパニックになります。
でも、そんなときこそ
まず深呼吸して
落ち着くことが大切です。
倒れて動けない場合は、
無理に動かさずに
救急要請を。
軽いケガであっても、
油断せずに観察しましょう。
出血は?
腫れは?
動かせる?
これをチェックするだけでも
応急処置の第一歩になります。
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2.打撲や捻挫は「RICE処置」が基本
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打撲や捻挫の応急処置には、
「RICE(ライス)処置」が
効果的です。
R=Rest(安静)
I=Ice(冷やす)
C=Compression(圧迫)
E=Elevation(挙上)
例えば足をひねったら、
すぐに動かすのではなく、
座って安静にします。
氷や保冷剤で冷やして、
包帯やタオルで軽く巻いて
腫れを防ぎます。
そして心臓より高い位置に
足を上げる。
これだけで
痛みや腫れを抑えられます。
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3.古くからの知恵「手当て」の心を忘れずに
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「手当て」という言葉は、
もともと“手を当てる”ことが
語源だと言われています。
痛いところにそっと手を置く。
それだけで不思議と
安心しますよね。
昔の人は道具がなくても、
手と心で人を癒していました。
現代でもそれは同じ。
冷やす、巻く、支える前に
「だいじょうぶ?」と
声をかけることが
なによりの“応急手当”です。
いざというときに
慌てないために。
そして、大切な人を守るために。
日ごろから
知識と心の準備を
しておきましょう。
あなたのその手が、
誰かの安心につながります。
最後まで読んでいただき、
ありがとうございます。